Blog
2014年10月24日 [ツール紹介]
≪不動産投資≫事故物件の入居者にはリピータが多い?
本日は、久しぶりに書籍のご紹介です。
その本とは、
森史之助(もり・ふみのすけ)さんというジャーナリストの書いた
『事故物件に住んでみた!』(彩図社)
という文庫本です。
不動産投資や賃貸経営に
興味をもっている人だったら、
思わず手にとってしまうのではないでしょうか。
私は、電車の中で、
面白くて「え〜そうなんだ」とうなりながら
読んでしまいました。
事故物件といえば、
殺人事件の現場になってしまったり、
住人が自殺したり、病死でも長いこと発見されずに
経過してしまったりしてしまった物件です。
不動産投資家や大家さんとしては、考えたくもないことなんですが、
現実に、日々事故物件というのは誕生しています。
この本の著者の森さんは、もともとUR賃貸住宅に住んでいましたが、
老朽化による建て替えで
借りていた部屋を出なければならなかったそうです。
新たな住居を決めなければならなくなり、
ひょんなことから訳あり物件のお部屋探しをスタートしました。
森さんの事故物件探しが、
生々しいドキュメンタリータッチでレポートされています。
私がまず、面白く感じたのは(面白いというと怒られそうですが)、
事故物件は意外にもかなり人気があるということでした。
森さんが問い合わせた事故物件に対する不動産仲介会社は
「事故物件ですと探されている方が多いので、
すぐに募集が終了してしまいます。
特に探し方というのはありません。タイミングですね」
なんて言っているんですね。
賃料が安くなって、入居者も見つからず大変なんじゃないかと
思っていただけに、
そんなに人気なのか、と驚きました。
本の中で、URの賃貸物件で募集する
「特別募集住宅」(事故物件のこと)の
事故物件抽選会についての光景も紹介されています。
職員から当選者が「おめでとうございます」と声をかけられている姿など、
私は、不幸のあった物件でも当たれば、おめでたいのかと
ちょっと不謹慎ですが、読みながら吹き出してしまいました。
新たな発見としては、
事故物件の入居者にはリピーターが多い≠ニいうことも。
割引の一定期間が終了すると、また、別の事故物件を探して
住処を移動する人が多いというんですね。
そういうものなのか、と感心してしまいました。
また、
知る人ぞ知る、事故物件紹介サイトの運営者、大島てるの
大島学氏への突撃取材についても書かれています。
大島氏が、どのようにして事件や事故物件の特定をしているかも
説明されています。
テレビや新聞のニュースでは、
「○○市○○町のマンションで…」といった具合に報道され、
特定されていないので、普通の人は分からないですよね。
でも、大島氏はある方法で
殺人事件などの物件の特定に成功されています。
「そこまでしているの」と大島氏にも拍手を送りたくなりました。
この大島氏の手法は、
私が、新聞記者時代に仕事としてやっていた
取材方法でもあります。
第3章では、「あの事故物件は今!」ということで、
タレントであった上原美優さんが
自殺をされた物件の話などに触れています。
森さんは、大家さんの取材にも成功されています。
さすがです。
その中で、大家さんが
「事故があった部屋を含む全フロアを買い取ります」と
事故物件専門の買い取り業者が営業をかけてきた話も出ています。
この内容のほんの一部を紹介しましたが、
不動産投資物件を所有する大家さんや、
これから物件を取得しようという大家さん予備軍の方に
ぜひ、ご一読をお勧めしたいと思います。
■不動産投資を強力サポート 雨宮憲之の公式ウェブサイト
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「物件調査や情報収集の戦略的ノウハウが満載でした!!」
「マーケティングの視点に立った物件調査の参考書を待っていました!!」
「ここまで物件選びをマーケティングの観点から説明した書籍はなかったです!」
「クオリティーを保ちながら、平易な文章で書かれているので、分かりやすかった!」
「初心者が物件選びをする際のバイブル≠ナすね!」
そんな多くのお声をいただいている雨宮の著書第2弾が好評発売中です。
■雨宮憲之著「もう会社に頼らない!プラス300万円を気楽≠ノ稼ぐ不動産投資術」 (SBクリエイティブ [ソフトバンククリエイティブ]、1,500円+消費税)
●不動産投資物件のマーケティング調査、
リスクを避ける物件見極めノウハウ満載の決定版
ただいま好評発売中です!!
■ネット書店「アマゾン」 6部門で第1位 (2013年4月11日)
★ビジネス・経済部門 第1位
★投資・金融・会社経営部門 第1位
★産業研究部門 第1位
★不動産部門 第1位
★不動産投資部門 第1位
■紀伊国屋大手町ビル店
「単行本ベストセラー第1位」 (2013年7月8日付)
本書の内容詳細&アマゾンでの注文はこちらから
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★不動産投資に関する講演、セミナー依頼を承っております。詳しくはこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■あなたの不動産投資を強力サポート 雨宮憲之の公式ウェブサイト
その本とは、
森史之助(もり・ふみのすけ)さんというジャーナリストの書いた
『事故物件に住んでみた!』(彩図社)
という文庫本です。
不動産投資や賃貸経営に
興味をもっている人だったら、
思わず手にとってしまうのではないでしょうか。
私は、電車の中で、
面白くて「え〜そうなんだ」とうなりながら
読んでしまいました。
事故物件といえば、
殺人事件の現場になってしまったり、
住人が自殺したり、病死でも長いこと発見されずに
経過してしまったりしてしまった物件です。
不動産投資家や大家さんとしては、考えたくもないことなんですが、
現実に、日々事故物件というのは誕生しています。
この本の著者の森さんは、もともとUR賃貸住宅に住んでいましたが、
老朽化による建て替えで
借りていた部屋を出なければならなかったそうです。
新たな住居を決めなければならなくなり、
ひょんなことから訳あり物件のお部屋探しをスタートしました。
森さんの事故物件探しが、
生々しいドキュメンタリータッチでレポートされています。
私がまず、面白く感じたのは(面白いというと怒られそうですが)、
事故物件は意外にもかなり人気があるということでした。
森さんが問い合わせた事故物件に対する不動産仲介会社は
「事故物件ですと探されている方が多いので、
すぐに募集が終了してしまいます。
特に探し方というのはありません。タイミングですね」
なんて言っているんですね。
賃料が安くなって、入居者も見つからず大変なんじゃないかと
思っていただけに、
そんなに人気なのか、と驚きました。
本の中で、URの賃貸物件で募集する
「特別募集住宅」(事故物件のこと)の
事故物件抽選会についての光景も紹介されています。
職員から当選者が「おめでとうございます」と声をかけられている姿など、
私は、不幸のあった物件でも当たれば、おめでたいのかと
ちょっと不謹慎ですが、読みながら吹き出してしまいました。
新たな発見としては、
事故物件の入居者にはリピーターが多い≠ニいうことも。
割引の一定期間が終了すると、また、別の事故物件を探して
住処を移動する人が多いというんですね。
そういうものなのか、と感心してしまいました。
また、
知る人ぞ知る、事故物件紹介サイトの運営者、大島てるの
大島学氏への突撃取材についても書かれています。
大島氏が、どのようにして事件や事故物件の特定をしているかも
説明されています。
テレビや新聞のニュースでは、
「○○市○○町のマンションで…」といった具合に報道され、
特定されていないので、普通の人は分からないですよね。
でも、大島氏はある方法で
殺人事件などの物件の特定に成功されています。
「そこまでしているの」と大島氏にも拍手を送りたくなりました。
この大島氏の手法は、
私が、新聞記者時代に仕事としてやっていた
取材方法でもあります。
第3章では、「あの事故物件は今!」ということで、
タレントであった上原美優さんが
自殺をされた物件の話などに触れています。
森さんは、大家さんの取材にも成功されています。
さすがです。
その中で、大家さんが
「事故があった部屋を含む全フロアを買い取ります」と
事故物件専門の買い取り業者が営業をかけてきた話も出ています。
この内容のほんの一部を紹介しましたが、
不動産投資物件を所有する大家さんや、
これから物件を取得しようという大家さん予備軍の方に
ぜひ、ご一読をお勧めしたいと思います。
■不動産投資を強力サポート 雨宮憲之の公式ウェブサイト
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「物件調査や情報収集の戦略的ノウハウが満載でした!!」
「マーケティングの視点に立った物件調査の参考書を待っていました!!」
「ここまで物件選びをマーケティングの観点から説明した書籍はなかったです!」
「クオリティーを保ちながら、平易な文章で書かれているので、分かりやすかった!」
「初心者が物件選びをする際のバイブル≠ナすね!」
そんな多くのお声をいただいている雨宮の著書第2弾が好評発売中です。
■雨宮憲之著「もう会社に頼らない!プラス300万円を気楽≠ノ稼ぐ不動産投資術」 (SBクリエイティブ [ソフトバンククリエイティブ]、1,500円+消費税)
●不動産投資物件のマーケティング調査、
リスクを避ける物件見極めノウハウ満載の決定版
ただいま好評発売中です!!
■ネット書店「アマゾン」 6部門で第1位 (2013年4月11日)
★ビジネス・経済部門 第1位
★投資・金融・会社経営部門 第1位
★産業研究部門 第1位
★不動産部門 第1位
★不動産投資部門 第1位
■紀伊国屋大手町ビル店
「単行本ベストセラー第1位」 (2013年7月8日付)
本書の内容詳細&アマゾンでの注文はこちらから
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★不動産投資に関する講演、セミナー依頼を承っております。詳しくはこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■あなたの不動産投資を強力サポート 雨宮憲之の公式ウェブサイト