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戦略大家養成ブログ

2014年03月12日 [経営管理]

≪賃貸経営≫ビジネスの常識〝ホウレンソウ〟に潜む落とし穴

さて、本日は、
大家さんと管理会社との〝ホウレンソウ〟徹底の重要さと
ビジネス常識〝ホウレンソウ〟に潜む落とし穴について考えたいと思います。

ご存知だと思いますが、
ビジネスの世界で、〝ホウレンソウ〟と言えば、

・報告
・連絡
・相談

のことです。

確かにどれも仕事をするうえで大切なことですね。

なんだ。そんなこと知っているよ、という方も多いのではないでしょうか。

でも、ビジネスの世界で、この〝ホウレンソウ〟について
非常に勘違いされている方が多いのでここで取り上げたいと思います。

この勘違いは、ビジネスの常識〝ホウレンソウ〟に潜む落とし穴
と言ってもいいと思います。

それは何か、

〝ホウレンソウ〟は部下が上司にするものだと思い込んでいる

人が驚くほど多いのです。

イメージとしては、上司に対して、
「〇〇の件、来週、最終のプレゼンテーションを行う予定です」
「〇〇との契約が、〇日には取れそうです」なんて言っている場面が浮かびます。

しかし、本当は、

同じ業務にかかわる者同士が、双方向でしなければ意味がない

ことです。

冷静に考えれば当たり前ですよね。

同じ仕事をしている仲間であれば、上司も部下も関係なく、
同じ情報を共有していなければなりません。

その際には、下からあげていく情報や連絡事項もあれば、
上から下に伝えるべき事柄もあります。

上司から部下に意見を求めることだって、
さまざまな場面で必ず出てくるはずなのです。

この〝ホウレンソウ〟に対する誤解ですが、
実は、賃貸管理の場面でも同じようなことがよく起きています。


できる大家さんは、管理会社に対して、
入居者からのクレームやその対応、滞納等について速やかに報告するように
指示していると思います。

〝ホウレンソウ〟は管理会社が大家にするものだと思っている人が多いですが、
賃貸経営における〝ホウレンソウ〟も一方通行の話ではないのです。

大家さんも速やかな〝ホウレンソウ〟を求められている

ことを認識しなければならないのです。

特に、積極的に動いている大家さんの落とし穴となっていることがあります。

管理メンテナンスに大家さん自ら取り組んでいるケースでは、
管理会社だけでなく、大家さん自身も、
入居者さんからのクレームや要望の声の窓口になっている場合があります。

つまり、

入居者の対応窓口が2つあり、混乱をきたす恐れがある

のです。

窓口が2つあってどちらかが聞いていて、
もう一方が情報が共有していなかったらどうでしょう。
どちらかが聞いていない、という状況では、うまくいきませんよね。

本来、対応窓口は1つにすることが鉄則です。

ただ、どうしても、頑張る大家さんが入居者とコミュニケーションを密にしていくと、
大家さんが声をじかに聞く場面がでてきてしまうことは仕方ありません。

その場で大家さんが対応することもありますよね。
その場合、大家さんが速やかに管理会社に報告をしなければなりません。

賃貸経営における〝ホウレンソウ〟。

迅速で、正確なのは当たり前。そのうえで、

木目の細かい双方向の〝ホウレンソウ〟を
実行できるかが重要なポイントになる


のです。



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